2010年 07月 13日
France /JUN/2010 #3
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この日はparisから350km程南の方へ離れた新たな縫製工場へ
例外無くこの日もparisから郊外に出る所で渋滞に捕まり、、、
車の中ではだんだんと口数が減ってゆきます
この工場は日本でも御存知の方の多い名だたるブランドの数々を
作っている工場なので、アクセスの良い場所にあると思っていたのですが、、、
とてもアクセスの悪い(TGVの駅は近くに無く、高速下りても距離がありました)
所で、工場も写真の様に回りに何も無い所にポツンとありました
日本でも知られてるブランドを色々と作られているので、
「ここまで企画の方達は来て打ち合わせをするのか?」と聞くと
「フランスの数社は来るが、日本の方は来ない」と言ってました
青空公園の方にも書かれていますが、僕達はどんなに時間がかかる
アナログな方法だとしても、実際に作る場所に行き、技術者とのミーティングに
時間を使います
これは、その土地行き、自分たちの目で確かめるのと同時に、
やはり人と人の関わりの中で1つの商品は作られていくので、
技術者とのミーティングを重ね、相互理解をしていく事によって
より良いものになっていくと考えているからです
ここでも生地等含め、来期のサンプルを数点おねがいしました
同業の方達にもファンの多いあのブランドもここで作られていました
ここの工場は、規模も良い感じでパターン等の保管もきちんとされていて、
良い物が出来そうな雰囲気でした
充実したミーティングの後は、翌日行くいつもの縫製工場の近くまで移動
300km弱の移動で渋滞も無いし、すぐかなーと思っていたら
この移動、高速道路が全く通っていないため、下道で移動でした
写真の様な牛のいる風景がずーっと続きます
先日の牛とは違いこの辺はシャルレという食肉用の
ブランド牛の産地らしく肌色で豚の様な牛でした
ご飯のラストオーダーが20:30とコテージへの電話で聞いていたので、
間に合うかヒヤヒヤしましたがギリギリで到着
ここまでの田舎になるとその時間に開いているレストランを探すのが
大変で、間に合って良かったです
この明るさですが時刻は21時です
中庭のテラスで気持ちよいディナーでした
皆さん先ほどの牛を美味しく頂きました
10時にはレストランもしまり、近くにお店等ある訳も無く、僕達は飲み足りず
白ワインを一本レストランに無理矢理分けてもらい、中庭の芝生まで持っていくと、
そこにあるブランコに乗っている人影が、、、笑
「乗ってみろ」と言われ、フランスのどこか分からない田舎で
15年以上ぶりにブランコに乗りました 笑
ここのコテージはとても心地よかったです
翌日はここの宿泊客のツーリングを楽しんでいる集団と一緒に出発
garmentのメインの縫製工場へと向かいます
↓↓
フランスの田舎でこんな空を見たとき、とても感傷的な気分になれ、
この場所に来てこの風景を見ている事に喜びを感じます
by 12-fabrique
| 2010-07-13 20:31
| FRANCE